4kモニタについて色々調べたりレビューや意見などを参考にするとゲーム目的に購入を考えているのであればもう少し待ったほうが無難かもしれません。値段が高めということだけでなく、ネットゲームをする上で知らないで購入すると綺麗な映像が見たいだけなのに不自由な部分も沢山あるのでデメリットも理解したうえで購入を考えていただければと思います。

4Kモニタのデメリット!

以前当サイトでもお話させていただきましたが、4Kモニタもいろいろなメーカから発売されていて例えばレノボの製品であれば7万円台から購入できたりと多少割高感はありますが、デジカメなどで撮影した高解像度の画像も綺麗に写すことも可能だったりと魅力的に商品であるのは事実です。しかしネットゲームを遊ぶとなると予備知識に加えて注意しておかなくてはいけないことが幾つかあります。

①DisplayPort1.2に対応した4Kモニタ及びPCが必要になるということ!
周知の事実かもしれませんが、これが一番のデメリットとなります。DisplayPort1.2に対応していないとどうなるのかというと最大で30FPSが最大になるということです。わかりやすく説明させていただきますと、スペックが足りない時のようなカクカクした動きになってしまいます。もっというとマウスを動かしてワンテンポ,2テンポ遅れてカーソルだったりキャラクターが動くことになります。

ゲームでなければ多少イライラする程度で慣れればそれほどではないかもしれませんが、ことゲームに関してはそういうわけにはいきません。攻撃がきてから避けたのでは遅延があるから間に合わないのです。アクション制の高いゲームやFPS,シューティングなど遅延が命取りになるゲームは少なくないので高いお金を出してまでプレイするのが不自由というのはかなりのマイナス要素になりますので、購入をお考えの人は必ず対応しているのを確認してからのお買い物していただければと思います。

②3Dゲームをプレイする際には推奨環境よりも高いスペックが必要!
理由を知れば確かに納得なのですが、これは正直驚きました。4Kモニタを使用するということはそれだけ3D描写における負荷を大きくPCにかけるわけですから当然といえばう当然なのですが、グラフィックスにGTX760をもちいたFF14のベンチマークでは3割り程度の数値しか出ないほどスコアが下がるそうです。もちろん解像度を下げてスコアをあげることは出来ますが、それではせっかくの4Kモニタの意味がなくなります。通常の解像度では推奨環境をクリアしていても4Kにすることにより環境を下回ることも少なくないので、モニタだけでなくグラフィックボードの大幅な強化も必要になるため掛かる金額もかなり高くなります。

上記以外にも最近windows XPからパソコンを乗り換えた人は記憶に新しいと思いますが、解像度が上がっているために文字が小さくなります。もちろん設定で変更することは出来る場合もありますが、大きく拡大するということは文字がにじむ場合もあります。またマウスも高解像度のものを使わないと不便とのことです。

まとめ&コメント

私の主観ではありますが、ネットゲームを遊ぶという視点から考えるとまだまだ4Kの整備が足りない状況にあると思います。テレビ放送などを含めてもっとこれから4Kテレビやモニタが普及していけばお値段も安くなると思いますし、上記に挙げた欠点も改善されるかもしれませんのでもう少し購入されるのは待ったほうが良いと思います。デジカメなどで撮影したものをパソコンで編集したりといった静止画として使うのであれば選択肢としてありだと思うのでメリット,デメリットを良く考えてお買い物していただければと思います。下記関連記事もお読みいただけると幸いです。

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